つじもと眼科クリニック
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角膜感染症

角膜感染症の症状

角膜は、いわゆる"くろめ"にあたる部分で、主としてコラーゲンから成る厚さ0.5mmほどの透明な膜です。この角膜が 炎症を起こすのが角膜感染症です。角膜感染症が起こると様々な症状がでます。目の痛み、目のゴロゴロ感、しろめが赤くなる、涙がポロポロ出る、まぶたが腫れるといったような症状があります。酷くなると、角膜が白く濁って視力が低下することもあります。角膜感染症には下記の4つの種類があります。

症例1の写真は、くろめとしろめの境のところに、細菌が付き、感染症をおこしたものです。
症例2の写真は、乾燥性の角膜炎と結膜炎が進行して角膜上に糸状角膜炎をおこしたものです。

①細菌による角膜感染症

細菌によって起こる角膜炎です。ゴミや砂などの異物が目に入ったり、コンタクトレンズの装用で角膜に傷がついたりしたときに起こります。放置すると失明の可能性があります。

②真菌による角膜感染症

カビ(真菌)によって起こる角膜炎です。植物などによる外傷、ソフトコンタクトレンズの連続装用、ステロイド剤の長期点眼などによって起こることがあります。
この角膜感染症は症状が出るまでに比較的長い日数がかかります。

③角膜ヘルペス

ヘルペスウイルスの多くは乳幼児の頃に初感染を起こし、身体の中の神経組織に潜むようになります。一旦、神経組織に潜んできたウイルスは、発熱、ストレスなどをきっかけにして再び活動を開始し、角膜へ移動して角膜炎を起こします。これが角膜ヘルペスです。抗ウイルス剤により、1~2週間以内で治りますが、その後も再発の可能性があります。

④アカントアメーバ角膜炎

池や沼などの淡水に広く分布するアメーバという目に見えない微生物によって起こる角膜炎です。これはコンタクトレンズ装用者の中で起こりうる角膜感染症です。
日常の手入れに問題があり、アメーバにより汚染されたコンタクトレンズを装用することにより起こります。夜も眠れないほど痛みを生じます。

治療について

・細菌性
細菌性角膜感染の場合は、点眼薬や眼軟膏での治療を行います。
症状が重症の場合、点滴加療を行う場合もあります。

・真菌性
点眼薬、内服薬での治療を行います。

・ヘルペス
眼軟膏、内服薬での治療を行います。症状の変化によっては点眼薬の追加を必要とします。

・アカントアメーバ
真菌性角膜感染と同様に、点眼薬、内服薬での治療を行います。
最近は、コンタクトレンズの無理な使用に伴う、アカントアメーバ角膜炎がとても問題になっています。ご自身のコンタクトレンズの取り扱い方法に不安がある場合は、すぐにご相談ください。

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