近視
Myopia
近視の予防方法
パソコンやスマホが普及した背景もあり、近視の方は年々増加傾向にあります。
近視は悪化すると失明につながる病気の原因となる場合があるので、日頃の生活習慣から改善し、近視の進行を抑制しましょう。
予防方法 01
正しい姿勢で過ごす
読書やパソコンなどを正しい姿勢で行っていますか?
姿勢が悪かったり、寝ころんでテレビや読書などの近い所を見る作業(近業)を行うことは、近視が進みやすくなると言われています。
背筋をきちんと伸ばし、目と対象物は30cm以上離しましょう。
姿勢が悪いと、目と対象物の距離が近くなりすぎたり、左右で目と対象物の距離に差がでて、左右の目で視力に差がでやすくなるため注意が必要です。
急激に近視が進んだとき、正しい姿勢にすることで改善することも少なくありません。
端末が小さくなるほど対象物との距離が短くなる傾向があるので、大きめの端末を使用するよう心掛けることも大切です。

Keep an Eye on Your Eyes
適度な明るさとは?
適度な明るさは室内で何をするかによって違ってきます。室内の照明は食事の時で約300ルクス、勉強や読書の時は500ルクス以上、編み物などの細かい作業には、約1000ルクスの明るさが適しています。
また、明るさが1000ルクス以上の光を浴びた子どもは近視になりにくいことがわかっています。外で遊ぶことが近視を予防するようです。
実は暗い所で読書などの近業をしても、それが直接の原因になって視力が悪くなることはありません。
暗い所では物をよく見ようとし、通常よりも極端に近い距離で本などの対象物を見ることが近視になる原因なのです。
さらに、暗い所では、光を取り入れようとして瞳孔を『大きく』開きます。しかし、近くのものを見る場合は瞳孔は『小さく』なります。この相反する瞳孔の動きにより、目への負担がかかり、一次的に近視の状態になってしまいます。

予防方法 02
目と体をいたわる時間を
取りましょう
目の疲れにより、焦点を合わせる目の筋肉、毛様体が緊張状態になります。毛様体が緊張状態になることで焦点を合わせにくくなり、一次的に近視状態になることがあります。十分に目を休め、健康な視力を維持しましょう。
眼を温める
目の周りを温めて血流をよくすることで毛様体筋の緊張がほぐれます。40℃前後に温めたホットタオルをまぶたの上にのせて5分ほど温めると効果的です。目の周りの皮膚は非常に薄いため、やけどをしないよう注意しましょう。市販のホットアイマスクも便利です。
体のストレッチ
目が疲れているときは体全体の筋肉が緊張していることがあり、体全体をほぐすのも目の疲れや肩こりを和らげる効果が期待できます。首や肩回り、腕などを動かしたり揉んだりしてほぐしてから正しい姿勢や距離感を意識することも大切です。
予防方法 03
太陽の光を浴びて、目を元気に
屋外にいる時間が長い子どもは、近視を発症する割合が低いことがわかっています。理由として考えられているのが、日光です。
太陽光に含まれる「バイオレットライト」(紫外線の手前にある波長の光)が近視の進行を抑える可能性があり、近視の進行を抑制する遺伝子が活性化されることがわかっています。光は反射するため日陰にいてもバイオレットライトを浴びることができます。
1日2時間以上屋外で活動を目標に、紫外線や熱中症に注意して屋外で過ごす時間を増やしましょう。

2時間以上の外遊びが理想的
予防方法 04
規則正しい生活での睡眠
不規則な生活や睡眠不足になることで、体や目の疲れが蓄積し、ホルモンバランスが崩れます。目の疲れが蓄積することで、眼精疲労を悪化させる要因になります。また、近距離を見る際に調節力がかかります。睡眠不足だと調節力が乏しい状態となり、一次的に近視に近い状態になります。
睡眠をとることで目の周辺の筋肉や視神経をリラックスさせ、目の周りの血行が良くなります。普段から質の良い睡眠を心掛けることを大切にしましょう。

質の良い睡眠を
予防方法 05
目に良い食べ物を摂る
クロセチン
近視の進行抑制や目の疲労回復に効果があると言われている「クロセチン」。食品だとサフランや栗きんとん、たくあんに含まれています。食品で摂るのが難しい場合はサプリメントもおすすめです。
アスタキサンチン
エビや鮭に含まれる「アスタキサンチン」は非常に抗酸化力が強く、ピント調整力を改善する効果が期待できます。ピント調整力の改善に伴い、肩こりや目の奥の痛みなども改善されたという報告もあります。

