アイフレイル
アイフレイルとは
「アイフレイル」とは加齢に伴って眼が衰えてきたうえに、様々な外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、また、そのリスクが高い状態のことです。
フレイルとは「加齢に伴い身体の様々な機能が低下することによって、健康障害に陥りやすい状態」を指す概念です。厚生労働省は健康寿命延伸に向けた施策の柱のひとつとして「フレイル対策」を挙げており、2020年から「フレイル健診」が全国で開始されています。
というのも、我が国の平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳となり、高齢者の割合は4人に1人以上に達しています。さらに、2060年には高齢化率が39.9%に達し、2.5人に1人が65歳以上といった超高齢化社会が到来します。一方で、健康寿命は平均寿命よりも10年早くやってくるため、このような時代に対応するには高齢者の健康増進を支える必要があります。
その中で「アイフレイル」は視機能の衰えを示す概念として日本眼科啓発会議第一分科会で提唱されています。視機能は快適な日常生活を維持するために欠かせない要素のひとつです。健康寿命を伸ばすことを目指して「アイフレイル」対策をしていきましょう。
アイフレイル対策の目標
- 01
- 視覚障害により日常生活が制限される人を減らすこと
- 02
- 自立機能の低下により、要介護状態のいたる人を減らすこと
- 03
- 読書、運動、スポーツ、趣味など人生の楽しみや、快適な日常生活が制限される人を減らすこと
アイフレイル自己チェック
当てはまる症状にチェックを入れてください。