めばちこ・ものもらい

めばちこ・ものもらいの原因

麦粒腫の原因

麦粒腫は人の皮膚などに常に存在している黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌による感染が主な原因です。病気などで身体の抵抗力が落ちている時に、目をこすったり、汚れたコンタクトレンズを装用したりすると、目に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が移り、炎症や感染を引き起こします。

霰粒腫の原因

まぶたの内側にある脂質を分泌するマイボーム腺が、疲れや不規則な生活、ストレスなどの影響で詰まってしまい、肉芽腫(にくげしゅ)というしこりができるのが霰粒腫です。 また、過度なアイメイクや油脂の多い食事も霰粒腫の原因のひとつと考えられています。

めばちこ・ものもらいの予防について

めばちこ・ものもらいを防ぐためには、目の周りを清潔に保つことが大切です。こまめに手を洗い、汚れた手で目を触らないようにしましょう。顔を拭くときに使用するタオルは清潔なものを使い、コンタクトレンズを装用している方は毎日欠かさずケアを行いましょう。

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蒸しタオルで目元を温める

約40度に温めた蒸しタオルをまぶたの上に5~10分ほど乗せます。そうするとマイボーム腺の詰まりが改善され、目を守る油分が分泌されやすくなります。ただし白目が充血している時は目が炎症を起こしているので温めるのは避けましょう。入浴時は必ず湯舟に浸かるようにするのも良いでしょう。

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アイメイクを控えめにする

アイラインやマスカラ、つけまつ毛などはマイボーム腺をふさいでしまうため、ものもらいが起こりやすくなります。アイメイクは控えめにして、毎日必ずアイメイク専用のクレンジングを使ってメイクを落とし、目の周りを清潔に保つよう心がけましょう。

免疫機能を低下させない

身体の抵抗力が落ちていると細菌の感染を引き起こしやすくなります。十分な休養と睡眠をとり、バランスの取れた食事を心がけ、しっかりと体調管理を行いましょう。